わたしの研究室の人間行動システム専攻所属の学生さんとしては最後にあたる林辻くんが発表します。

日時
2月14日 11:10-11:35
場所
西9号館6階607号室
話者
林辻 一真
題目
インターネットにおける通信経路異常調査と対抗策構築のための可視化

インターネットはネットワークのネットワークと呼ばれますが、その各ネットワークを運営している組織のことをAutonomous SystemとかASと呼びます。無数のASの協調運用によってインターネットが構成されているのですが、ひとたびあるASがおかしな設定を施すとあちこちのASに障害が伝搬しか結果、インターネットが各地で障害を発生させます。

林辻くんはこの巨大システムを監視し、障害を発見するとともに、障害の詳細を一早く見極め、その収集を図るための可視化システムを提案します。ASのネットワークは規模が大きく、時間とともに変化する動的ネットワークであることに加えて、引き起こされる障害の規模に対して、きっかけとなる誤設定が小さい場合もあり、なかなかやっかいな問題です。

これの問題に対して、林辻くんは畳み拡大機能と呼ぶ大域的な視点と局所的な視点を同時に提供できる機構を提案しています。また、事件の収拾案を自動提示するUIを提供することによって、”131.112.0.0/16″のようなネットワーク管理者のあいだで普及しているものの分りやすいとは思えない表記に変って、可視的分析が可能な仕掛けを提供しています。

修論発表会は外部の方も出席できるはずです。

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