2016年03月30日 | 1 Comment 某雑用のためにMicrosoft Word形式の文書を作る共同作業をしています.普段からほとんどWordを使わないのでよくわかっていないのですが,Wordで共同執筆する人はどのようにやってるんですか?ぼくが一度やったときは,正確にはWordではなくGoogle Docsにみんなで書き,最後にMicrosoft Wordでスタイルを施しました. で,いろいろ悩んだあげく,ほかの執筆者たちもさほどWordを使いたがっていなさそうだったので思いきってMarkdownで下原稿を作って,それをWord形式に変換することにしました.それが思いの外うまくいってしまったので,関心しつつ今後のためにいろいろ調べつつあります. Sustainable Authorship in Plain Text using Pandoc and Markdown この文章を書いているのは歴史学者だから,これまではバリバリのWordの使い手だったと思います.その人が,Markdownといくつかのフィルタを使って論文を書くのが簡単だと宣伝しています.ZoteroとかEndNoteで管理したbibtexファイルを使えば,文献リストも簡単に作れるようです.Wordの弱点のひとつが解消されますね. もうひとつ気になるのは,相互参照機能です.この文章には書かれていないのですが,できそうな雰囲気の記事をほかで見かけました. Writing tools pandocのメタ情報の扱い方と文献の引用方法を解説しています. 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)クリックして印刷 (新しいウィンドウで開きます)クリックして友達へメールで送信 (新しいウィンドウで開きます) 関連
pandoc-crossrefを使ってcross referenceができることを確認しました.いくつか注意を要する点があります. 参照に用いるラベルに日本語は使えないらしい 図にラベルをふるときに {#fig:figurelabel}のように書くのですが,ラベルを指定する波括弧の前に空白をいれてはいけないようです.見出しは大丈夫だけど. 返信